画像ファイルについて


画像ファイルは多くの種類が存在します。
私が確認しているだけでも40種類はあります。

そして、一般的に使われているものは
BMP、JPEG、GIF、PNGなどです。

このように多数の種類がある画像ファイルですが、
これらは圧縮された画像形式と
圧縮されていない画像形式とに分類できます。


圧縮されていない画像形式としてはBMPがあげられます。
なお、BMPはビットマップと読みます。

BMPはwindowsの標準の画像形式で、
ほとんど全てのソフトで開くことができます。
しかし、圧縮されていないためファイルの容量が大きく、
ホームページで使うのには向いていません。


また、圧縮された画像形式としては、
JPEG、GIF、PNGなどが上げられます。

JPEGは多くの色を使いながらも、
細かいところで画像の質を下げ、容量を小さくします。
JPEGには圧縮レベルがあり、
レベルによって画質と容量が変わります。

GIFは使用する色の数を256以下にすることで
画像の質を下げ、同時に容量を小さくします。
使用する色の数が少なくなるので、
多少 色あせすることがあります。

PNGは画質を全く落とさずに、容量だけを小さくします。
PNGの場合、単純な画像の場合にはとても容量が小さくなり、
複雑な画像の場合には容量が大きくなります。

このように、画像の種類によって
画質やファイルの容量などに特徴があります。


ここで問題となるのがBMPの扱いです。
BMPは圧縮されていないファイル形式なので容量が大きくなります。
しかし、壁紙に使用できるのはBMPだけですし、
BMPを使えば画質も落ちません。

壁紙などを配布する場合などには
BMPのほうが望ましいと考える人も多いでしょう。

なお、PNGはまだ一般的な形式とはいえない部分もあり、
PNG形式で壁紙を配布する人は少ないようです。


そこで使われるのが圧縮という技術であり、
圧縮するために圧縮ソフトが必要になります。
圧縮ソフトの解説が必要な人はこちら。

→ 解凍・圧縮とは

圧縮ソフトを使えばファイルの容量を小さくできます。

ただし、残念ながら
JPEG、GIF、PNGは圧縮してもほとんど変わりません。
もう既に圧縮してありますからね。

BMPについては未圧縮であるため、
圧縮ソフトを使って圧縮すると容量が小さくなります。
それによりファイルの容量が大きく不便だったBMPも
うまく配布できるようになります。



メニューに戻ります。